卒業研究スケジュール

公開日:2019-05-25
最終更新日:2024-06-10

3年生:知能情報メディアセミナー

9~10月

推薦システム概論として推薦システムの基本を学びます。それと並行して、Linux、PostgreSQL、Python、Djangoなど、研究に必要な環境を構築していきます。

10~12月

チュートリアルに沿って、DjangoによるWebシステムの開発方法を修得します。2~3名のチームを組んで取り組みます。メンバー同士で学び合いながら進めていきます。

また、この時期は学会や他大学との合同研究会が開催されます。開催時期や場所によりますが、これらのイベントに聴講参加し、学会や研究会等の雰囲気を体験します。

1月

チームで開発したWebシステムについてプレゼンしてもらいます。

2~3月

研究テーマコースを決定します。学会発表コースでは、教員から研究プロジェクトを提示し、課題への取組みを開始します。自由テーマコースは、図書や論文、データセット等を調査しながら、卒業研究テーマの検討を開始します。

また、この時期に4年生の特別研究報告会、大学院生の修論公聴会、中間報告会が実施されます。これらに聴講参加し、研究テーマ検討の参考にしてもらいます。

4年生:特別研究

4~6月

テーマ発表会を実施します。テーマ発表会に向けて、研究の背景、課題、目的、期待される効果を明確に説明できるようにします。

7~9月

他大学との合同研究会において研究発表を行います。他大学の教員や学生からもらったフィードバックを基に、さらにブラッシュアップしていきます。

10~12月

これまでの研究内容を卒業論文にまとめていきます。また、他大学との合同研究会において研究発表を行います。学会発表コースの学生は学会での研究発表も目標にします。

1~3月

卒業論文を提出し、特別研究報告会にて研究発表を行います。大学院生の修論公聴会、中間報告会にも聴講参加します。

また、研究成果を研究室のWebサイトで報告したり、研究室の後輩のために研究の引継ぎをしたりします。学会発表コースで3月に学会発表がある場合は、その発表準備を行います。大学院進学予定の学生は、修士での研究に向けて準備します。


上記のように、授業期間外も何かと研究活動が入ります。

一方で、大学一斉休暇期間(8月中旬、年末年始)は、当然、研究室も休暇となります。また、普段も土日は休暇となります(オープンキャンパスや学会、研究会等の開催日は除く)。この休暇期間を利用して、旅行に出かけたり、本を読んだり、映画を観たり、博物館で鑑賞したりすることも奨励しています。これらの活動を通して、見分を広めたり、感性を養ったりということも長期的には大事になります。研究に行き詰ったときに、こういった経験が生きてくることもあります。

卒業研究は長期戦になります。例えば1週間後に試験を控えているというような短期戦であれば、それまで休まず勉強し続けて試験に臨むというやり方もできると思います。ですが、それを1年間続けるには身体も心ももちません。普段から、やるときはやる、休むときは休む、あるいは遊ぶときは遊ぶといったようにメリハリをつけた生活が大事と考えています。

もちろん、休暇中に勉強して知識をさらに深めるということも良いでしょう。休暇期間というのはバッファ期間という意味合いももちます。研究の進捗が遅れ気味の学生は、この期間をうまく利用して、遅れを取り戻しましょう。