配属希望学生へのメッセージ

公開日:2020-06-05
最終更新日:2024-06-10

こんな学生におすすめ

  • データ解析や人の嗜好に興味がある
  • 興味のあるコンテンツ(映画や音楽、コミックなど)について探求したい
  • PythonやWebシステムの実装力を身に付けたい

推薦システム研究においては、コンピュータは人の嗜好を予測できるのかという問いに挑戦し続けることになります。良い推薦システムを実現するためには、コンテンツと人の両者を深く理解する必要があります。そのための重要な手掛かりの一つとなるのがデータです。コンテンツや人の嗜好に関するデータ解析を駆使して、この課題に挑戦します。そのため、データ解析や人の嗜好に興味のある学生におすすめです。

特に、自分の興味のあるコンテンツを研究テーマの対象に選ぶことで、自身の研究へのモチベーションも高まると思います。そのため、興味のあるコンテンツについて探求したいという学生におすすめです。

さらに、当研究室ではそのコンテンツを対象とした推薦システムを実際にWebシステムとして実装します。実装にはPythonやWebアプリケーションフレームワークであるDjangoを用います。これらの技術を身に付け、実際にWebシステムを開発してみたいという学生におすすめです。

研究室で求められる姿勢

研究室の活動に記載しているとおり、研究室全体あるいはチーム単位で集まる時間帯を除いて、奥研では毎日のコアタイムは設けていません。研究室の活動に普段からちゃんと参加し、個別でも研究をしっかりと進めていれば、それ以外の時間の使い方は自由です。自由時間をどのように有効活用するか考えていくことも、今後自己成長していくにあたって大事であると考えています。

ただし、誤解のないように、全体で集まる時間帯以外は研究室に来なくて良いという意味ではありません。研究がある程度、軌道に乗ってきて、やることが明確になってくると、例えば自宅の方が集中できるなどもありうるかと思います。そのような状態にまでもっていくことができれば、是非、自身が最も集中できる環境で取り組むと良いでしょう。一方で、研究初期に何をしたら良いかわからなかったり、研究に行き詰ったりすることも多いと思います。そういうときこそ、研究室に来て、研究室のメンバーや教員、先輩に相談したり、雑談したりすることが大事です。雑談している中で、問題を解くためのヒントが得られるということは多くあります。そのようなときに気軽に雑談するためには、日頃から研究室に来て、お互いの信頼関係を築いておくことが大切です。

下記にまとめているように研究室には図書を豊富に揃えています。
ブクログ > recsyslabの本棚
技術書はもちろん、観光系、音楽系、ゲーム系、美術系、図鑑など、多様な分野の図書を充実させています。研究の参考にするのも良いですが、息抜きに研究とは関係のない図書を読んでみるのも良いでしょう。その他、漫画やボードゲームなどの娯楽コンテンツなども揃えていく予定です。最初は研究室に遊びに来るという感覚でも良いと思います。