教育・研究理念

当研究室では、心を豊かにする推薦システムの実現を目指しています。

「この商品を買った人は、こんな商品も買っています。」Web上のいたるところで、このようなフレーズと共に、お薦めの商品が提示されるのをみたことがある人も多いでしょう。推薦システムは、膨大なコンテンツ群の中から、その時、その場、その人に合ったコンテンツを提示するシステムです。Webの発展に伴い、日々膨大かつ多種多様なコンテンツが生み出されるようになり、推薦システムの重要性はますます高まってきました。

膨大なコンテンツ群の中には、きっとこれまでに見たこともない、感動するようなコンテンツがまだまだ多く眠っていることでしょう。このような感動するようなコンテンツに出会うことが人々の心を豊かにし、幸せにつながるものと考えています。

では、このようなコンテンツをどのようにして見つけたら良いでしょうか。「彼を知り、己を知る」という孫子の言葉があるように、良い推薦システムを実現するためには、彼（コンテンツ）と己（人間）の両者を深く理解する必要があります。例えば、音楽推薦システムを考えた場合、人は音楽のどのような要素に惹かれるのでしょうか。音楽のアーティストなのか、あるいはタイトルや歌詞などの言語的なものなのか、メロディや音色などの音の特徴的なものなのか、それとも音楽を聴いているときの周辺の環境なのか。観光情報推薦システムを考えた場合、人はどのような土地に旅行に行きたくなるものでしょうか。景観の良い土地なのか、歴史的に重要な土地なのか。

実際に推薦システムを開発する段階では、情報技術を使ってコンテンツの特徴や人間の嗜好をモデル化していくことになりますが、その前段階として、コンテンツの特徴と人間の嗜好の本質を探っていくという過程が必要になります。この本質を理解するために、あらゆる情報源を駆使して、分析、観察、洞察していくことになります。推薦システム研究を進めていくことで、少しずつその本質に迫っていきながら、心を豊かにする推薦システムを実現していきます。

指導教員

奥 健太

講師，博士（工学）
龍谷大学 先端理工学部 知能情報メディア課程

連絡先：
〒520-2194
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5 瀬田学舎 7号館 1階 情報研究室14
E-mail：

学生メンバ

修士2年生

• 中池 天音

修士1年生

• 森本 拓真
• 中山 太陽
• 西川 知樹

4年生

• 天野 涼太
• 今井 渉太
• 瓜生 一成
• 奥 進伍
• 河崎 成純
• 長谷川 龍弥
• 原田 優斗
• 平野 翔月
• 松岡 海斗

卒業生・修了生

2016年度卒業

• 糸井 勇貴
• 潮 侑典
• 片山 大輔
• 北村 統太
• 村田 裕寛

2017年度卒業

• 井田 彰
• 大田 樹
• 利田 柾樹
• 川俣 光司[進学]
• 甲田 翔太郎
• 城野 尚登
• 渡邊 耕平
• 杉本 蒼
• 福本 颯太

2018年度卒業

• 猪口 真吾[進学]
• 川端 亮士
• 久保田 豪
• 黒田 脩平
• 田矢 康スケ[進学]
• 那須 昇平
• 丸川 将大
• 山崎 敦士
• 湯浅 智紀
• 渡辺 海[進学]
• 井手上 翔[進学]

2019年度卒業

• 網本 健太
• 川口 拓己
• 菅谷 珠希
• 田中 竜平
• 中嶋 錦之介
• 中西 拓
• 福田 菜々美

2020年度卒業

• 宇野 将吾
• 小林 秋明
• 阪口 昂平
• 塩﨑 イサム
• 立森 万美子
• 田中 俊輝
• 山本 海夢

2021年度卒業

• 梅林 勇作
• 井上 碧惟
• 五十嵐 大輝
• 小川 永遠
• 門川 統也
• 久保川 太智
• 越山 希実
• 田中 壱星
• 戸田 健太

2022年度卒業

• 阿部 義寛
• 今川 夢彩
• 河野 悠人
• 小松 啓太
• 佐々木 大輔
• 辻村 一樹
• 岡崎 稚菜
• 藤井 奎太
• 伴 竜斗
• 永井 晴大

2023年度卒業

• 今西 拓也
• 北山 夢子
• 佐藤 大楽
• 仲野 凜之介
• 西岡 稜真
• 松浦 孝太朗
• 村田 万里萌
• 森本 拓真
• 中山 太陽
• 西川 知樹

2019年度修士課程修了

• 川俣 光司
• 鈴木 芳光

2020年度修士課程修了

• 猪口 真吾
• 田矢 康スケ
• 渡辺 海
• 井手上 翔

2023年度修士課程修了

• 井上 碧惟